ビール大手四社が缶チューハイなど低アルコール飲料の新製品を相次ぎ投入する。各社とも若い女性客を意識し、果汁の比率を高めたり、糖類をゼロにして独自色を打ち出す。低アルコール飲料は酒類の中でも数少ない成長市場だけに夏の需要期に向け販売競争が激しくなりそうだ。
最大手のキリンはレモン、グレープフルーツ、梅、ライムなど六品種ある「氷結」の標準シリーズの中身とパッケージを5月製造分から刷新する。レモン風味の「レモン」は全体に占める果汁の割合(重量比)を現行の3.0%から3.5%に増やし、フルーティーさを強調する。梅風味の「ウメ」はこれまでの添加していたカラメル色素を使わず自然な梅の色や味にする。
サントリーは5月23日、「カロリ。」シリーズにバレンシアオレンジの果汁を使った「クリスタルオレンジ」を追加する。
アサヒは5月17日、「カクテルパートナー」に二品種、「チューハイ旬香搾り」に二品種を投入。カクテルパートナーにはラムにライムとレモンの果汁を混ぜ、ソーダ割りした「スパークリングダイキリ」などバーで人気の商品を充実させる。
サッポロは6月季節限定商品して「ザ・フルーツスパークリング」を投入。パイナップルなど二種類の果汁を搾った汁を発行させて造る。(中略)
低アルコール飲料市場は缶チューハイを中心に、2005年は前年比4%増の1億300万〜1億500万ケースになったと業界では推計している。

